神戸・加古川で相続にお悩みの方
2021/07/01
兄弟・親族間での遺産分割トラブル
相続トラブルが発生する代表的な原因の一つに遺産分割協議がなかなか進まないというケースがあります。
たとえ同じ家庭で育った兄弟であっても、血のつながった親族であっても、その時の状況や個人の価値観がバラバラです。そのため、遺産分割の方針がまとまらずに遺産分割協議を進めることができないとお悩みになる方が多くいらっしゃいます。
兄弟や親族間での相続トラブルでは、先ほど述べたような「価値観の違い」だけではなく、特定の相続人が被相続人の財産を使いこんでいたり、被相続人が財産をいくらお持ちだったかを明らかにしてくれないというケースもあります。
こういったケースで有効な対策は「専門家による財産調査」です。
被相続人の財産は、被相続人の生前に通帳を管理していた相続人でなくても調査し明らかにすることが可能です。
財産調査をすることによって財産の全貌を把握することができ、その相続人が財産状況を教えてくれなくても明らかにすることができます。相続財産を隠している大半は被相続人がなくなる前の時に、特定の相続人が財産を使いこんでいる」ことが原因です。
使いこまれてしまった相続財産を取り返すことは困難を極めます。そのため、少しでも早く対処をとられることを強くお勧めします。
財産調査は簡単そうに思えますが、経験と知識を要する難易度の高い行為です。例えば、都道府県をまたいで支店・営業所のある大きな銀行でも、被相続人が神戸支店で口座開設をしていた場合は、相続人が加古川支店で相続の手続きを使用しても、神戸支店でしかできないケースがございます。また、残高証明書や取引履歴書を請求する際に、被相続人の戸籍謄本一式など様々な書類を要求されますので、相続手続きに慣れていない方にとっては、かなり負担になります。抜け漏れがあると意味がなくなってしまうので、財産調査をご希望の場合は、必ず相続手続きの専門家へお願いしましょう。
相続遺言相談センターdoors司法書士法人では、相続手続きに関する様々なサポートを行っております。神戸・三宮・加古川・明石・播磨町でお困りのかたはぜひ、弊所にご相談ください。