相続にまつわるトラブル(神戸)
2021/03/04
相続は一生に何度も経験することではありません。そのため、いざ相続が発生すると、相続財産を巡って親族間で揉めてしまうこともよくあります。
「わたしの家族(親族)は、関係良好だから心配ない」と仰る方もいらっしゃいますが、いざ相続財産を目の前にすると冷静さを失い、自分の相続分を増やしたいと主張される方が多いのも事実です。遺産相続は、その後の人間関係に大きな影響を与える可能性がございます。「私の家族は大丈夫だろう」と思える関係であることはとてもよいことですが「もしも」のときに備えておくこともまた必要です。
また、既に争い事へと発展してしまった方はこれ以上悪化させないように対処を考えることが必要です。
相続トラブルに発展してしまう原因は様々です。
- 遺産分割の方針が相続人同士でまとまらずに遺産分割協議を終えることができないため、いつまでも解決できない。
- 被相続人のお世話をしてくれていた相続人が被相続人の財産を使いこんでいた。または隠しているのではないかとの疑いがあり、関係が険悪になる。
- 被相続人が残した遺言書の内容に偏りがあり、自分の相続分に納得できない相続人がいる。
- ご自身に不利な内容の遺産分割協議書が作成されていて、その遺産分割協議書に署名と捺印をするように言われている。
被相続人の財産を巡って揉め事に発展してしまうと、最悪の場合は家族・親族同士の関係が修復できないほど悪くなってしまうこともあります。
弁護士等の専門家である第三者が相続トラブルへ介入することで、なんとか解決へ向かうケースもありますが、弁護士に介入してもらうと勿論多額の費用が発生します。
せっかく遺した財産が家族・親族間の相続トラブルによって使われてしまうことは、故人も望むところではないでしょう。できれば調停や裁判を経ることなく、一度揉めてしまってもお互いが冷静になって解決へ向かうことが大切です。
相続トラブルを防ぐには、正しい相続手続が必要不可欠です。相続人間で揉めない遺産分割協議をお望みの方は、相続遺言相談センター(神戸・三宮・加古川・播磨・明石)の無料相談をご活用ください。
相続トラブルのよくあるパターンや、揉めない遺産分割協議のコツを専門家がお客様の立場になってアドバイス致します。